【書評】ソフトスキルを磨け!SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

the barefoot programmer returns

要約

この著者は「良いソフトウェア開発者」はコードの書き方、問題の解き方がうまい人ではなく、キャリアのマネジメント、目標の達成、人生の楽しみ方という意味で「良いソフトウェア開発者」を定義している。これを目指すためには、キャリア、マーケティング、学習、生産性、お金、健康、精神の7つの要素が必須であると提唱し、この本ではひとつひとつを具体的に実行するアドバイスがふんだんに盛り込まれている。

 

 

LIFE SHIFTに続き、ライフプランシリーズ第二弾!

 

sumikko6210.hatenadiary.jp

 

ソフトウェア開発に携わる人(プログラマー、エンジニアなど)は技術があればいくらでも稼げると思われがちだがそんなことはない。

自分の売り込み方、キャリアの考え方、金融リテラシー、健康などの知識ももってないと思ったように人生が運ばない。

 

この本はソフトウェア開発に携わってる人もこれから目指す人も楽しく読める内容だと思う。

 

おもしろかったところ

 第二部の「自分を売り込め!」は非常に面白く、これからの自分に必要なスキルだと思った。

自分の技術を売り込む「自分マーケティング」を行うことで働きたい会社で働くことができる確率が上がる。

 

メッセージを送り出すための媒体は多数あるが、私がソフトウェア開発者に特に勧めたいもっとも効果的なものは、ブログである。ブログはインターネット上のホームベースにすべきだと思う。ブログはあなたが完全にメッセージをコントロールできる唯一の場所であり、他人のプラットフォームやルールに振り回されることもない。

 

この章を読んで、休眠中だったブログを再開した。

自分の考えや興味のある分野を記録しておくことで、多くの人に影響を与えることができる。考えを発信できる場所って大事なんやなあ。

 

 

第6部 「やっぱり、体が大事」はソフトウェア開発者にとって当然であるが、重要な点。デスクワークによる運動不足、徹夜作業など健康を害しやすい職なので、体のメンテナンスは特に重要。筋トレに精を出すしかない。

 

sumikko6210.hatenadiary.jp

 

理解できなかったところ

 仕事の生産性アップ、就職活動の仕方などが具体的に乗っていたが、まだしたことがないので想像の範囲にしかならなかった。

働いてからももっと読み込む必要がある。

 

今後に生かせそうな知識とその活かし方

 

「自己ブランドの確立」といった点は自分を売り込む上で重要。

面接での質問応対ではなく、自分そのものの技術をいかにアピールできるかが勝負になる。

このブログもそうだけど、ITスキルをもっと磨かなきゃ!

 

 

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

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